用語集

 

まだ本編に正式登場していない考案中のアイデア等については、こちらをご覧下さい。

 

■レギウス

超人的な能力を持った怪人群の総称。
生物を擬人化した獣人の鎧を纏ったような姿をしており、「ライオンレギウス」「ウルフレギウス」等のように「モチーフとなる生物+レギウス」という個体名で呼ばれる。
凄まじい戦闘力を誇り、高い魔力を駆使して様々な魔法を使う。

太古の昔、魔王ヴェズヴァーンが魔術で人間たちにレギウス因子を埋め込み、超人化させて配下の騎士として用いていたのが起源。
DNAに刻まれたレギウス因子は遺伝するため、レギウスの子孫もまたレギウスに変身できる。
ヴェズヴァーンが滅びた後、レギウスは世界中に散り散りになったため、現在ではレギウス因子を持った彼らの末裔は各地にいると推測されるが、通常の人間との交配を繰り返して既にレギウスの血は薄まっているため、実際にレギウスに覚醒するのはごく一部である。

 

■魔王ヴェズヴァーン

超古代、暗黒魔界と地球を支配していた魔王。
恐るべき魔力と戦闘力を誇り、暗黒魔界から太古の地球を侵略、人間たちを支配して圧政を敷き神として崇められた。

自らを崇拝する古代人たちに魔術でレギウス因子を埋め込み、レギウスと呼ばれる超人に変異させて配下の騎士として戦力に使っていたが、およそ1万年前、反逆したホッパーレギウスに倒され、封印されて深い眠りについた。
だが死んではおらず、地下から思念波を発して人々を操りながら復活の時を密かに待っていると言われている…。

 

■安土市

『ブレイブサクセッション』の主な舞台となる、滋賀県の中央部にある都市。

かつては織田信長が築いた安土城の城下町として栄えていたが、信長の死後は急速に衰退し、現代では平成の市町村合併で近江八幡市の一部に組み込まれていた。
しかし近年、日本政府が進めている首都機能移転計画の一環として大開発が行なわれ、近江八幡市から独立した滋賀県の新たな県庁所在地、中部・関西エリアの中核を担う西日本の新都として急速な発展を遂げた。
レイクタウンと呼ばれる湖畔沿いの都心部を中心に近未来的なビルディングが建ち並び、本能寺の変の際に焼失したままになっていた安土城が再建されて観光名所となっている他、国際空港やリニア新幹線(札幌~福岡)の駅もあり周辺都市へのアクセスも良好。地球防衛軍ブレイバーフォースの日本支部基地も置かれており、日本の防衛の要所ともなっている。

 

■地球防衛軍ブレイバーフォース

地球の平和と人類の自由を守るための防衛組織。
略称はBフォース、あるいはBF。単に地球防衛軍、または防衛軍と呼称される場合もある。
世界各国に支部があり、日本支部は以前は東京に置かれていたが数年前に安土に移転。琵琶湖を埋め立てて作られた人工島の上に最新鋭の基地が建設された。

警察・消防・軍隊の役割を総合した特殊精鋭部隊で、通常の警察や消防では手に負えない大事件や大災害、従来の軍隊では倒せない怪物などの脅威から人々を守るのが使命。
特に近年ではレギウスの超パワーを悪用した凶悪犯罪が続発しているため、そうした悪のレギウスを鎮圧する任務が多くなっている。
隊員の中にはレギウスに覚醒している者もおり、超人的な力を正義のために用いることで、悪のレギウスに対抗する貴重な戦力として活躍している。

 

■魔人銃士団ゼルバベル

世界征服を企む悪の秘密結社。
首領は久峨景章=スコーピオンレギウス。

日本有数の大財閥・久峨コンツェルンの総帥である景章がレギウスに覚醒した者たちを集めて結成した組織で、世界征服とレギウスが支配する新たなユートピアの建設を目的としている。
多数のレギウス覚醒者が軍団員として所属しており、久峨コンツェルンの莫大な資金力とレギウスの力を用いたテロ工作により、既に日本の経済界、更には政界をも影で牛耳る存在となっている。
秘密基地「バベルの地底塔」は安土の久峨コンツェルン本社ビルの地下深くにある。

魔王ヴェズヴァーンの復活を以前から恐れており、彼らが世界を征服して武力統一しようとする真の動機は、蘇ったヴェズヴァーンの再度の地球侵略に備えて迎撃態勢を固めるためであるとも言われる。

 

■ベルシブ共和国

東南アジアにある島国(位置は日本の真南、フィリピンの東)。

旧オランダ植民地で、太平洋戦争中には日本軍がオランダを追い出して占領統治を敷いていた。そのため民族構成は元々の先住民であるベルシブ系の他、オランダ系の白人や日系人の子孫もおり、日本統治時代の教育の名残りで日本語も一部通じる。

日本の敗戦と共に独立したが政情は安定せず、アナステン紫陽前大統領をクーデターで倒して成立したロナルド・ファン・ダイク大統領の独裁政権と民主化を求めるベルシブ解放戦線との間で内戦状態。抑圧的なファン・ダイク政権は他の東南アジア諸国や日本、アメリカ等の自由主義陣営と対立しており、軍事力の強化や弾道ミサイルの打ち上げ実験を繰り返すなど警戒されている。

更に近年、レギウス覚醒者を集めた軍の特殊精鋭部隊の編制を進めているという極秘情報があり、世界に先んじてレギウスの軍事利用が行なわれれば大きな脅威となる。

 

■異世界アレスティナ

地球とは別の次元にある異世界。

文明レベルは地球の中世~近世に相当する。
かつては魔王ヴェズヴァーンが支配する暗黒魔界と呼ばれる闇の世界で、ヴェズヴァーンが地球から人間たちを連れてきて住まわせ、奴隷として強制労働させていた。

しかし1万年前、反逆したホッパーレギウスにヴェズヴァーンが倒されると、残された人間たちが様々な国を建てて自治を始め、現在では平和で美しい世界となっている。

大昔には恐ろしい魔界だったという記憶は既に忘れ去られており、一部の神話や伝説の中でわずかに語り継がれるのみだが、ヴェズヴァーンは死んではおらず、地下深くで眠りにつきながら復活の時を待っているという。

 

現在、バイアピオス大陸にはアシュタミル王国、ディアグル帝国、セレネナ貴族共和制連邦といった国々が割拠しており、その東にあるトゥルジア大陸は南部のジェプティム王国が北部にあるいくつかの国家を属国として従えている。
アシュタミルでは異世界から時空の賢者が現われるという神託があり、それはアレスティナを襲う大きな災いの前触れであるという。
そのため、その恐るべき災厄から人々を救う勇者の降臨が待たれているのだが…。

バイアピオス大陸

トゥルジア大陸