魔人銃士団ゼルバベル

魔人銃士団ゼルバベルの首領。50歳。

正体は毒サソリのレギウスで、他のレギウスを遥かに凌駕する高い魔力と戦闘能力を誇る。

表の顔は日本有数の大財閥・久峨コンツェルンの総帥で、政財界に強い影響力を持つ大物。

その前半生は謎に包まれているが、実は甲賀忍者の一族で、甲賀忍軍頭領・稲垣岳玄の愛弟子の忍者だった。「俗世には関わらない」という岳玄の方針に反発して甲賀流を離反し、世界征服を目指してゼルバベルを創設。

その真の目的は、やがて復活する魔王ヴェズヴァーンの地球侵略に備え、人類を武力統一して強力な迎撃態勢を築くことであるという。

魔人銃士団ゼルバベルの幹部。27歳。

正体はバイソンのレギウスで、頑丈な肉体と頭の鋭い角を使ったパワフルな突進攻撃を得意とする。

表の顔は安土レイカーズに所属するラグビー選手で、ポジションはフランカー。ニュージーランド出身で、日本に帰化してファーストネームのアランに亜嵐という漢字を当て、レイカーズのみならず日本代表チームの一員としても活躍している。

ラグビーの試合や合宿の遠征に乗じて各地へ移動し、日本中に点在するゼルバベルの支部基地を視察して回る査察官の役割も担う。

ラガーマンらしく豪快な性格でキャプテンシーに優れ、ゼルバベルの幹部としても体育会系のリーダーシップで部下の銃士たちをまとめる精神的な柱となっている。

 魔人銃士団ゼルバベルの幹部。25歳。

 正体は鷹のレギウスで、空中戦を得意とし、猛禽のように一撃必中の狩りで標的の命を奪う。

 表の顔は久峨コンツェルンとも業務提携しているドイツの自動車会社バウアーワーゲンの役員で社長の息子。ドイツ人で、プロイセンの騎士の血を引く由緒正しい家柄。真面目で誇り高く、常に計画性と規律を重んじて行動する。

 両手に装備したナックルダスター型のレーザー銃が武器で、レーザーで光の刃を生成してビームサーベルとしても使用でき、人間の姿のままでも高い戦闘能力を誇る。

 ブレイバーフォースのフランス支部に所属していた進藤蓮隊員とは、ドイツやフランスを舞台に激しい戦いを繰り広げてきたライバルでもある。

魔人銃士団ゼルバベルの戦闘員。

久峨コンツェルン技術部門が開発したアンドロイド兵士で、電子頭脳の働きにより人語を話すなど高い知能を持つが、戦闘力はレギウスよりは数段低い。

バベルソードという剣やバベルランスという槍、バベルガンというレーザー銃など各種の武器で武装している。

魔人銃士団ゼルバベルの戦闘員。

元は魔王ヴェズヴァーンが造り出した死人の兵士で、北海道のストーンサークルの下に大量に封印されていたが、橘カオリ＝ラベンダーレギウスが封印を解いて洗脳しゼルバベルの配下とした。

肩に髑髏が乗った骸骨だけの姿で自我や知能には乏しいが、生前は魔王に仕えていた名のある戦士たちだったのが死後も戦えるようにと魔力で蘇生させられたものらしい。

長剣スケルトンソードを武器とする。